C++幼女先輩

プログラミング成分多め

UNITYちゃんトゥーンシェーダー2.0(UTS2.0)を調査

UNITYちゃんトゥーンシェーダーとは

現ユニティーテクノロジー ジャパンの小林さんの作ったトゥーンシェーダー
元々映像用に作ってあり かなり立地な表現が可能
GGXrdのトゥーンシェーダーがすごく、それを再現したようなシェーダー
今は更に機能が追加されている

ただ、映像用なのでリアルタイムで使うには少し重いかもしれない

ユニティちゃんトゥーンシェーダー2.0 - ダウンロード - UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE

シェーダーが多い

シェーダーファイルにして58本と非常に多いが
法則性があるので怖くない

ライブラリ

まず ライブラリとして使われているものは4つ
UCTSで始まるものだ

UCTS_DoubleShadeWithFeather.cginc
通常のライト計算

UCTS_ShadingGradeMap.cginc
後に出てくる GradeMap用のライト計算

UCTS_Outline.cginc
アウトライン

UCTS_ShadowCaster.cginc

通常シェーダ

Toon_DoubleShadeで始まるもの
通常のトゥーンシェーダにアウトライン付き
通常はこれを使うといい
いっぱいシェーダがあるが それも法則性があるので大丈夫

GradeMap系シェーダ

Toon_ShadingGradeMapで始まるもの
こちらもアウトライン付きだが、陰のかかりやすさをテクスチャで設定可能な
よりリッチなシェーダ
服のシワとかを出すのに便利らしい

ToonColor系シェーダ

アウトラインがないもの

Mobileシェーダ

処理が軽くなった(設定項目も減った)シェーダ

Stencil系シェーダ

髪から目を透過したりする時に使う
透過するもの(髪)には StencilOut系のシェーダを使い
表示するもの(目)には StencilMask系のシェーダを使う

Clipping系シェーダ

髪の毛の先等の透過をする時に使うシェーダ
TransClippingだとテクスチャのアルファ情報を使い透過してくれる